2007年12月08日

フードマイレージについて考えよう!

フードマイレージとは1994年に英国の消費者運動家ティム・ラング氏が提唱したといわれる考え方(元の用法は、Food Miles)で、輸入食糧の総重量と輸送距離を掛け合わせたものになります。

食料の生産地から食卓までの距離が長いほど、輸送にかかる燃料や二酸化炭素の排出量が多くなるため、フードマイレージの高い国ほど、食料の消費が環境に対して大きな負荷を与えていることになります。

農林水産政策研究所の中田哲也政策研究調整官(当時)の試算によると、2000年の日本の食料輸入量は約5,300万トンで、輸送距離を掛けたフードマイレージは約5,000億トン・キロメートルとなります。

これは、韓国の約3.4倍、米国の約3.7倍にもなります。また、日本人1人あたりのフードマイレージは約4,000トン・キロメートルであり、1人あたりの年間食料輸入量の約420キログラムで割ると、平均輸送距離は10,000キロメートル弱になります。これは、直線距離にして、ほぼ東京から米国シカゴまでの距離に相当します。

フードマイレージの数値の大きさから、日本がいかに海外の食料に依存しているかがわかりますね。

このフードマイレージを少しでも減らすための方法を見つけ出していくことが、日本には必要ではないでしょうか?

もし、海外から食料が届かなくなったら、日本の食卓に食料が届かないという事態に陥る可能性も秘めているのです。

これからフードマイレージについてもっとみんなで考える必要があるようです。
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日々の買い物を通じてフードマイレージを減らす。

高度経済成長期の1960年代より、全国に高速道路網が張り巡らされ、遠くの産地の食材が食卓に届けられるようになりました。また「輸入の自由化」によって食材の輸入が増加し、食生活が多様になりました。

その結果として輸送エネルギーが増え「フードマイレージ(輸送距離×重量)」が世界一になったのです。

ライフスタイルの変化は「買物」も変化させます。近くのお店や商店街への「徒歩・自転車」から郊外大型店への「自動車」と交通手段が変わり、日常生活で自動車を使うことが増え、環境に負担をかけています。

食と交通と環境は、日々の買物でつながっています。言い換えれば、日々の買物を通じて、フードマイレージを減らすことができるのです。

まずは、普段の生活で、どれぐらい環境への負担をかけているかを知ることが第一歩です。

それを学ぶための学習プログラムの一にフードマイレージ買物ゲームなるものがあるそうです。

フードマイレージを学ぶことをきっかけに、環境にやさしい暮らし方を一緒に考えてみるといいかもしれませんね。
posted by マイフー at 02:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

フードマイレージでCO2削減

あんまり知られていませんが、国産小麦の食パンを食べることは、冬自宅のエアコンの温度を1℃下げるくらいCO2を減らすことができます。

海外の食べものは日本までにたくさんのエネルギーを使って運ばれてきます。

CO2削減、というと、だれもが「省エネ」を思いつきますが、実はこのフードマイレージはそれに負けず劣らず効果を発揮するのです。

フードマイレージは、食べものが運ばれてきた距離のことで、そのときに出るCo2を測って、pocoという単位にして、食べることとCO2が出ることのつながりをわかりやすくしています。

フードマイレージを知って、意識して国産の食べものをえらぶことで、自分が出すCO2を減らすことができます。自分のために、未来のために、子どもたちのために、今日から一緒に始めましょう!

温暖化をふせぐために、京都議定書で日本は温室効果ガスなどCO2を6%へらす約束をしています。6%といわれてもわかりにくいので、目安をpoco(ポコ)という単位にしています。

・テレビを1時間消すと 0.4poco
・つかわないコンセントを抜くと 2.4poco
・3キロを車ではなく自転車にすると 2.22poco
・お風呂の水を洗濯に再利用すると 0.5poco
・ジャーの保温をやめると 0.8poco

たとえば、
・国産小麦の食パン一斤を買うと 1.1poco
・国産たまねぎ(200g)を買うと 1.1poco
・オーストラリアのアスパラ(5本)を買うと 17.0poco増える
・国産いちご(5個)を買うと 6.7poco

野菜は運ぶときだけでなく、作るときにもたくさんのCO2が出ることがあります。国産でもハウス栽培には、石油などのエネルギーが使われています。農薬は石油できていて、作ったり、運んだりするときにCO2を出しています。

近くで作ったものだから、フードマイレージを単純に減らすことができたと考えることは難しいようです。
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フードマイレージへの反論

フードマイレージを勧めようとする一方で、フードマイレージに対する反論もあります。

フードマイレージは食糧問題の一側面のみを示しており、食糧を生産する効率や総合的なエネルギーの消費は無視されていることも考えなければならりません。

グリーンハウスや合成飼料を用いて、消費地の近くで生産したほうがフードマイレージは短縮されるのですが、露地栽培や牧草など適地適作で自然の力に頼って生産したほうが、輸送に消費されるエネルギーを加算しても、環境に与える影響が小さくなる可能性があるのです。

また地理的要因も大きく、例えばグアムであれば、日本から食糧を輸入したほうが、同じ米国内のカリフォルニア州より輸入するより、フードマイレージを下げることが出来るのです。

しかし、日米の食料品の価格差を考えると、現実的な解決策とは言いがたいのですが・・・

また、フードマイレージの概念は都市化の否定でもあります。

フードマイレージを極限まで小さくするためには、大都市内部で土地集約型産業である農業をしなくてはならないことになります。

例えば、東京の都心で農業をするとなると、銀座では1坪1億円もの地価の宅地並み課税の土地で、年に2kg/坪にも満たない収量しかあがらない米を栽培することになり、茶碗一杯分(150g)が数百万円となりかねないのです。
posted by マイフー at 01:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

フードマイレージとは?

フードマイレージ(food mileage)は、「食料の(=food)輸送距離(=mileage)」という意味です。重量×距離(たとえばトン・キロメートル)であらわされます。食品の生産地と消費地が近ければフードマイレージは小さくなり、遠くから食料を運んでくると大きくなります。

1994年にイギリスの消費者運動家のティム・ラング Tim Lang 氏が提唱した概念です。日本では、農林水産省農林水産政策研究所(所長・篠原孝=当時)によって2001年に初めて導入されました。

基本的には「食料品は地産地消(生産地と消費地が近いこと)が望ましい」という考え方に基づきます。

生産地と消費地が遠くなると輸送にかかわるエネルギーがより多く必要になり、地球環境に大きな負荷をかけることになります。

農林水産省の2001年の試算によると、日本のフードマイレージは、総量では世界中で群を抜いて大きく、国民一人当たりでも一位となっています。これについて農水省幹部は「現代の日本人が歴史上のどの時代における、どの国の王侯貴族よりも贅沢な食事をしていることになっている」と解説しています。

以下は各国のフードマイレージの数値です。
国 名    総 量        国民一人当たり
日 本    9002億800万    7093
韓 国    3171億6900万    6637
アメリカ   2958億2100万    1051
イギリス   1879億8600万    3195
ドイツ    1717億5100万    2090
フランス   1044億700万    1738
※単位:トン×キロメートル

食料自給率の低さとともに、フードマイレージの大きさも、日本の食の問題の病理性を強く示唆する数値であると言えます。
改善のためには、食糧自給率を高め、食料の生産地と消費地を近くしなければなりません。
posted by マイフー at 01:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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