2007年12月08日

フードマイレージへの反論

フードマイレージを勧めようとする一方で、フードマイレージに対する反論もあります。

フードマイレージは食糧問題の一側面のみを示しており、食糧を生産する効率や総合的なエネルギーの消費は無視されていることも考えなければならりません。

グリーンハウスや合成飼料を用いて、消費地の近くで生産したほうがフードマイレージは短縮されるのですが、露地栽培や牧草など適地適作で自然の力に頼って生産したほうが、輸送に消費されるエネルギーを加算しても、環境に与える影響が小さくなる可能性があるのです。

また地理的要因も大きく、例えばグアムであれば、日本から食糧を輸入したほうが、同じ米国内のカリフォルニア州より輸入するより、フードマイレージを下げることが出来るのです。

しかし、日米の食料品の価格差を考えると、現実的な解決策とは言いがたいのですが・・・

また、フードマイレージの概念は都市化の否定でもあります。

フードマイレージを極限まで小さくするためには、大都市内部で土地集約型産業である農業をしなくてはならないことになります。

例えば、東京の都心で農業をするとなると、銀座では1坪1億円もの地価の宅地並み課税の土地で、年に2kg/坪にも満たない収量しかあがらない米を栽培することになり、茶碗一杯分(150g)が数百万円となりかねないのです。
posted by マイフー at 01:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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